岐阜の花屋 プハラ です。岐阜市福光西2丁目3-5    丸五アパート101      天神川沿い どんぐり公園向かいにお店があります。 tel:058-260-6636 mail:puhara@nifty.com


by puhara
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100000年後・・・

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『100,000年後の安全』 観てきました。

これは見た方がいい。
って言うか、見て欲しい。
原子力発電で作られている電気を使っている全ての人に。


震災前、
「原子力は、CO2も出さないから 環境に優しい」 とか
「原子力発電で出た廃棄物は、地層の奥深くに埋めるから 安全」
とかいうCMが 流れていたような記憶があります。



放射能というのは、人体に悪影響を及ぼす
原発ってのは、危ない
というのは、みんな うすうすは分かってたはずなんですよね。

でも、どこか他人事だった。
自分の周りには 影響がないと思っていた。
ただ なんとなく・・・

でも、「安全」なんてのは まったくの幻想だったわけで・・・
というか、安全なわけないんですよ。
そもそも。


高レベル放射性廃棄物は安全な状態になるまで、
10万年間かかるといわれています。

10万年後って・・・ 想像も出来ません。
10万年前は 人類はまだ石器持ってた頃みたいです。

仮に10万年後に まだ人類がいたとして、
そこに 放射性廃棄物が埋まっていて、
絶対に掘り起こしちゃいかん なんてことが、ちゃんと伝わるのでしょうか?

そもそも 10万年も何事もなく 埋まっててくれるものなのでしょうか?


「原発は安全」 というのは まやかしだというのには
これで気がついたはずですよね?

さて、我々は これからどうしていきましょうか・・・?










本は読まない。
映画も見ない。
ネットも 買い物するかお店さがすくらい。

情報はだいたいテレビ。
いいとこ新聞読むくらい。
あとは お友達との噂話?

っていう人は、実はけっこういます。
自分の身の回りにも。


震災の後、学生時代の友人と集まったことがあったんです。
みんな ふつうに働いてたり 主婦だったり お母さんだったりする
同年代の女性です。

でも、あれだけのことがあった後なのに 
震災の話が まったく出なかったんです。

子供の幼稚園のこと 自分の仕事のこと 最近の趣味のこと 
それぞれみんな 大事なことなんだろうと思います。

でも、その空気に驚きました。
ってか ひそかにドン引きしてました。 

ただ、そういうのも 個人の自由だと思ってました。
今までは。

私のできることなど 本当に微々たるものですが
出来るだけいろんなことを知ろうと思います。
そして、自分の知ったこと 思ったことを、誰かに伝えるようにしようと思います。

そこから 何かが変わるかもしれないし
何かが生まれるかもしれないし。

なので、大事なことなのでもっかい言います。
「いいから観とけ!」 と。





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こないだ観た 『らくだの涙』

特に原発には関係がなくて、
モンゴルの遊牧民の生活を映し出した どちらかというと牧歌的なドキュメンタリーです。

でも、あまりにも素朴で美しくて
人は こういう生活も出来ていたはずなのに、
もう ここには戻れないんだなぁ と。

なんだか少し 泣けました。
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Commented by ける太郎 at 2011-06-03 09:52 x
もともと「地層の奥深くに埋めるから安全」て「臭いモノにフタ」な発想で全然解決してないじゃなっすかw!と思って
原子力発電て胡散臭いものだと思っていたんです。
でもそんな危険なもんだからこそちゃんと管理できてるんだと思ってたんですけど。できてませんでしたねwww
経済優先で何万年先、未来にツケを払わせ続けるのは違うなぁ...と
頭で考えなくてもなんか、心で間違ってると感じるというか....
でも、おっしゃるとおり、こんな事あんまり話せないんですよね。
ニュースも位話ばっかりだからもう観たくないし、そういう話すると位気持ちになるからしたくない。って言う人周りに多いです。
政治に対しても「もう変わらないよ日本なんて」っていう。
そういうある種の「諦め」みたいな感情が伝染して行く事が怖いです。
それが蔓延したら....もうどうにもならないんじゃないかと。
とか、考えてる自分が考え過ぎなのかもしれないですけど...

あ、こないだ「らくだの涙」の監督の「天空の草原のナンサ」っていうの観ましたwらくだはまだ観てないんで観てみますw
Commented by づき at 2011-06-03 19:38 x
福島在住の方が

本当のことは口にできない

ってつぶやいてました。


テレビで発表されていることとか
お偉いさん方が声高に掲げている安全性とか
もうまったく信用できません。

勉強不足な自分も自分なのですけど(^^;)


地元の中学生の方が的を射た発言をしてます。
そんな発言を子供にさせている社会…っていうのが悲しいです。
Commented by cocosnaturals at 2011-06-08 12:05
プハラさん、こんにちは。
25年前のチェルノブイリ事故の後に、私もプハラさんと
全く同じように思いました。ちょうど北海道の泊原発の稼動を目の前にしていた時で、生まれて初めてデモにも
参加しました。
でも、あんなに頑張ったのに泊は稼動し何も変わりませんでした。そしてあの時感じた恐怖が今、この日本で
現実となってしまいました。これから先の事は考えるだけで恐ろしいです。

その後もずうっと原発には反対していて、電力会社勤務の友人に噛み付いたりもしていましたが(笑)原発絡みの仕事でたくさんの人が生活している事を知るようになり(意外に友人、知人に多くて驚きました)それまでのように声高に反対、と叫ぶことはだんだんなくなっていってしまいました。

原発に反対してても賛成していても、同じ様に放射能は降ってくるけれど、確かにひとりの力で何かを変えることは難しいけれど、でも今プハラさんが思っていることはとても大事な事だと思うんです。
Commented by cocosnaturals at 2011-06-08 12:07
(連続してすみません...)
上手く言えないけど...その大事な事に気付くとかえって
生きていくのがしんどくなるかも知れません。でも
しんどい事に目を瞑っていても、結局は自分の身に降りかかってくるのだなあ、と今回強く思いました。

自分の生き方として、自分らしく納得出来る方法をひとりひとりが探し続けていくしかないのでしょうね。
Commented by puhara at 2011-06-09 23:23
>ける太郎さま
できてませんでしたね。見事に。
ってか、ちゃんと知れば知るほど
人の管理できるようなシロモノじゃないような気がしてしまいます。
「頭で考えなくてもなんか、心で間違ってると感じるというか....」わかります。
ただ、やはり今まで あまりにも他人事すぎた。
というか、今でもか。
「諦め」みたいな空気の蔓延も分かりますが、じゃあ、明日自分の大切な人の身に降りかかるとしたら どうすんだよ!と。
その辺含め 観て欲しい映画だと思いました。

「天空の草原のナンサ」も観たいです。
Commented by puhara at 2011-06-09 23:27
>づきさま
ほんとですよね。
そして、づきサンの言葉は やっぱりリアル。

「そんな発言を子供にさせている社会…」分かります。
そんな子供がいることだけが、救いではあるのですけれど…

ただ、今 自分の出来ることはなんだろうと
大人が考えるきっかけにでもなれば と、この映画を取り上げてみました。


Commented by puhara at 2011-06-09 23:36
>そらまめさま
おっしゃること その趣旨は分かります。
でも、いまだに被災されてる方、
福島原発の真っ只中で働いている方の前で
「起きちゃったんだから仕方ない。受け止めてみんなで進んでいくしかない」と言い切る勇気は 私にはありません。

自分たちにも確実にある責任を 少しでも感じるならば、子供たちに「ごめん」を言う前に 出来ることを模索するべきではないか と。

先に進もうという そらまめさんのおっしゃることもわかってはいるのですが、「仕方ない」の言葉は あまりにも軽すぎて、誤解を招くのでは… と思ってしまいました。
ほんとうにすみませんが、率直な感想です。
Commented by puhara at 2011-06-15 20:46
>cocosnaturalsさま
お返事が遅くなって申し訳ありません。
実際にご自分の意見を持って活動されてた方のお言葉は やはり重みがあって、私なんぞが どうお返してよいものか、非常に悩みました。

そうなんですよね。
原発の怖さは 今回、非常に重く受け止めました。
ただ、じゃあすぐに原発を止めてしまうとなると
それで生活している方々や、復興に必要な電力なんかは どのようにまかなっていけばいいのか?
それらを考えると、私のもってる知識は情報量などでは まったく論ずることが出来ません。

ただ、だからと言って 考えることを放棄することだけはしちゃいけないのではないかと。
「しんどい事に目を瞑っていても、結局は自分の身に降りかかってくるのだなあ」まさにその言葉がすべてを語ってくださっています。
反対派も賛成派もそれぞれの意見があって、それぞれに行動されてるのだと思います。
が、どちらにしても 現実を知ることからすべては始まるはず。
そう思って、この映画のことを取り上げさせていただきました。
by puhara | 2011-06-02 23:07 | 店主の日常 | Comments(8)