プハラ的偏愛映画生活 ロ○コン篇
2014年 06月 01日
来る6月8日(日) 11:00~
岐阜市美殿町 まちでつくるビル2F 「みんなの」 にて ワークショップやります。
今回は ぶびんがさんのガラスの器に合わせて
アジサイのブーケを作ります。
まだ少しお席に余裕があるそうなので、
お時間ございましたら ぜひ。
岐阜市美殿町17 まちでつくるビル2F
お問い合わせ先: info@mitonomachi.com
で、こちらのワークショップ特典、
すぎやまえみこ先生がイラスト描いてくれる (完全俺得企画)
「花屋的映画の見方」 リーフレット用の文章 こないだ書き終えました。
初夏のキラキラした日差しが印象的な 愛らしい映画を選ばせていただきました。
語彙力30点の私の駄文は、もうどうしようもありませんが、
すぎやま先生のイラストは とっても素敵ですので、
楽しみにして下さい。
私も楽しみです。
何年か前から 某SNSで、備忘録的に映画の感想などを殴り書いておりまして、
まぁ そこそこ本数も貯まっておりました。
んで、このたびワークショップ特典のために、
その自分の足跡を振り返ってみたわけですが・・・
つ・つ・つかえねぇ・・・・・・・・・
あまりのダメっぷりに、正直 自分でも ちょっと愕然。
根本的に 映画チョイスの女子力が低すぎる!
そして、口汚すぎる!
ってことで、いちおう反省したので
これからは お花屋さんらしく、もちっと女子力高めの映画も観ようと思います。
いちばん最近観たのは 『肉』
内容案内見ずとも、このポスターを目にした瞬間に
「絶対見る!」 と決めてました。
ネタバレ絶対NGな映画なので、詳しくは言えませんが
びっくりした!
ほんとにびっくりした。
タイトルとポスターで、うっすらと こんなかんじでしょうな~ って予想はできますけれども、
そんなの軽く吹っ飛ぶ勢いで びっくりしました。
おおっぴらにおススメはしませんが、
とにかくこの姉妹は麗しいので、気になった方はぜひ。
ってことで、魅力的な少女たちが印象に残る映画をご紹介。
ちなみにワタクシ、ロ○コンではありません。
どっちかっていうと、熟成された 大人の女性が好きです。
ですが、
「少女」
映画的に、こんなにも甘く危険で 魅惑的なモチーフが ほかにありましょうか。
『籠の中の乙女』
これまたポスターからして 不穏な雰囲気だだもれですよね。
画面はいたって清潔なのに、
観てるうちに じわじわと不快感が襲ってきます。
この不愉快さは わりとミヒャエル・ハネケっぽい。
理性では理解できませんが、
理解できなくてもよい という、特殊な指向の方にはおススメ。
前述の『肉』 は、ちょっとこれに似てる感じなのかな~ と思ってました。
が、ぜんぜん違ったけど。
『乙女の祈り』
これまたたいへん後味の悪い映画でしたね。
でも、こちらの方が理解できる感じ。
思春期の不安定さとか 誇大な自意識とか それゆえの葛藤とか 絶望感とか。
さらには 同性ゆえの生々しさというか。
ケイト・ウィンスレット まだ細かったな~~~
『ゴーストワールド』
こちらも思春期の二人の女の子です。
実にめんどくさい女子たちですが、
それゆえに 愛おしいな と思えます。
青くて 甘くて 痛かった ガラスの十代。
自分もああだったかもな~ なんてね。
ダメな人を描かせたら最高峰のトッド・ソロンズ。
好きだ!!!
ひねくれソーラ・バーチも 色っぽすぎないスカヨハも、二人ともかわいい!!!
『ローズ・イン・タイドランド』
不思議の国のアリス 暗黒版。
「不思議の国のアリス」も たいがい悪趣味ではあると思いますが、
それをさらに現代的にダークに飾り付けた感じ?
でもなんか、妙なかわいげがあります。
テリー・ギリアム絶好調だな~ と思いました。
大好きですけれども。
『エスター』
これ 少女って言っちゃってよいのかな?
極悪です。
イザベル・ファーマンが怖いです。
いや、まぎれもなく美少女なんですけども、
なんであんな顔ができるんでしょう・・・
これ見てから、何見ても怖く見えてしまうんですが、
「エクソシスト」の リンダ・ブレアみたいになっちゃわないか ちょいと心配してます。
『弓』
どんだけ好きなんだ の、キム・ギドク。
ほとんど言葉の無い濃密な閉鎖空間で、
妖艶に微笑む ハン・ヨルム。
倫理的には大問題なんですけれども、
耐えられないほど美しいのです。
『ピクニック・アット・ハンギングロック』
ただ ただ 夢のようです。
本気で天使です。
ストーリーは、正直 意味がわかりません。
でも、絵のような美しさこそが、その物語に意味を持たせている という感じですかね?
感じればいいんですよ。
『エコール』
こちらもまた美しいです。
が、どちらかというと、悪夢。
少女たちが 白い衣装で ひらひらしているだけで
どうしてあんなにも神秘的な空気を醸し出すんでしょうね。
神秘的なのに 不穏。
そして 残酷。
これの裏バージョンともいうべき 『ミネハハ』 も比べてみてほしいです。
こちらは もっとえぐいです。
ちなみにこの系で 『ロリータ』 と 『なまいきシャルロット』 は有名すぎるので割愛。
『ひなぎく』 と 『小さな悪の華』 は、自分的殿堂入りです。
以前 当ブログでも取り上げたことがあったかと思います。
ほかにも良作 怪作いろいろありますが、キリがないので今回はこのくらいで。
ってことで、『ヴィオレッタ』 も絶対観る!
あと 京都のバルテュス展は、絶対行く!!!
岐阜市美殿町 まちでつくるビル2F 「みんなの」 にて ワークショップやります。
今回は ぶびんがさんのガラスの器に合わせて
アジサイのブーケを作ります。
まだ少しお席に余裕があるそうなので、
お時間ございましたら ぜひ。
岐阜市美殿町17 まちでつくるビル2F
お問い合わせ先: info@mitonomachi.com
で、こちらのワークショップ特典、
すぎやまえみこ先生がイラスト描いてくれる (完全俺得企画)
「花屋的映画の見方」 リーフレット用の文章 こないだ書き終えました。
初夏のキラキラした日差しが印象的な 愛らしい映画を選ばせていただきました。
語彙力30点の私の駄文は、もうどうしようもありませんが、
すぎやま先生のイラストは とっても素敵ですので、
楽しみにして下さい。
私も楽しみです。
何年か前から 某SNSで、備忘録的に映画の感想などを殴り書いておりまして、
まぁ そこそこ本数も貯まっておりました。
んで、このたびワークショップ特典のために、
その自分の足跡を振り返ってみたわけですが・・・
つ・つ・つかえねぇ・・・・・・・・・
あまりのダメっぷりに、正直 自分でも ちょっと愕然。
根本的に 映画チョイスの女子力が低すぎる!
そして、口汚すぎる!
ってことで、いちおう反省したので
これからは お花屋さんらしく、もちっと女子力高めの映画も観ようと思います。
いちばん最近観たのは 『肉』
内容案内見ずとも、このポスターを目にした瞬間に
「絶対見る!」 と決めてました。
ネタバレ絶対NGな映画なので、詳しくは言えませんが
びっくりした!
ほんとにびっくりした。
タイトルとポスターで、うっすらと こんなかんじでしょうな~ って予想はできますけれども、
そんなの軽く吹っ飛ぶ勢いで びっくりしました。
おおっぴらにおススメはしませんが、
とにかくこの姉妹は麗しいので、気になった方はぜひ。
ってことで、魅力的な少女たちが印象に残る映画をご紹介。
ちなみにワタクシ、ロ○コンではありません。
どっちかっていうと、熟成された 大人の女性が好きです。
ですが、
「少女」
映画的に、こんなにも甘く危険で 魅惑的なモチーフが ほかにありましょうか。
『籠の中の乙女』
これまたポスターからして 不穏な雰囲気だだもれですよね。
画面はいたって清潔なのに、
観てるうちに じわじわと不快感が襲ってきます。
この不愉快さは わりとミヒャエル・ハネケっぽい。
理性では理解できませんが、
理解できなくてもよい という、特殊な指向の方にはおススメ。
前述の『肉』 は、ちょっとこれに似てる感じなのかな~ と思ってました。
が、ぜんぜん違ったけど。
『乙女の祈り』
これまたたいへん後味の悪い映画でしたね。
でも、こちらの方が理解できる感じ。
思春期の不安定さとか 誇大な自意識とか それゆえの葛藤とか 絶望感とか。
さらには 同性ゆえの生々しさというか。
ケイト・ウィンスレット まだ細かったな~~~
『ゴーストワールド』
こちらも思春期の二人の女の子です。
実にめんどくさい女子たちですが、
それゆえに 愛おしいな と思えます。
青くて 甘くて 痛かった ガラスの十代。
自分もああだったかもな~ なんてね。
ダメな人を描かせたら最高峰のトッド・ソロンズ。
好きだ!!!
ひねくれソーラ・バーチも 色っぽすぎないスカヨハも、二人ともかわいい!!!
『ローズ・イン・タイドランド』
不思議の国のアリス 暗黒版。
「不思議の国のアリス」も たいがい悪趣味ではあると思いますが、
それをさらに現代的にダークに飾り付けた感じ?
でもなんか、妙なかわいげがあります。
テリー・ギリアム絶好調だな~ と思いました。
大好きですけれども。
『エスター』
これ 少女って言っちゃってよいのかな?
極悪です。
イザベル・ファーマンが怖いです。
いや、まぎれもなく美少女なんですけども、
なんであんな顔ができるんでしょう・・・
これ見てから、何見ても怖く見えてしまうんですが、
「エクソシスト」の リンダ・ブレアみたいになっちゃわないか ちょいと心配してます。
『弓』
どんだけ好きなんだ の、キム・ギドク。
ほとんど言葉の無い濃密な閉鎖空間で、
妖艶に微笑む ハン・ヨルム。
倫理的には大問題なんですけれども、
耐えられないほど美しいのです。
『ピクニック・アット・ハンギングロック』
ただ ただ 夢のようです。
本気で天使です。
ストーリーは、正直 意味がわかりません。
でも、絵のような美しさこそが、その物語に意味を持たせている という感じですかね?
感じればいいんですよ。
『エコール』
こちらもまた美しいです。
が、どちらかというと、悪夢。
少女たちが 白い衣装で ひらひらしているだけで
どうしてあんなにも神秘的な空気を醸し出すんでしょうね。
神秘的なのに 不穏。
そして 残酷。
これの裏バージョンともいうべき 『ミネハハ』 も比べてみてほしいです。
こちらは もっとえぐいです。
ちなみにこの系で 『ロリータ』 と 『なまいきシャルロット』 は有名すぎるので割愛。
『ひなぎく』 と 『小さな悪の華』 は、自分的殿堂入りです。
以前 当ブログでも取り上げたことがあったかと思います。
ほかにも良作 怪作いろいろありますが、キリがないので今回はこのくらいで。
ってことで、『ヴィオレッタ』 も絶対観る!
あと 京都のバルテュス展は、絶対行く!!!
by puhara
| 2014-06-01 09:02
| 店主の日常
|
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