人気ブログランキング | 話題のタグを見る

岐阜市の花屋プハラ です。岐阜市長良45-1 鵜飼ミュージアム北隣 &n(アンドン)内2階にお店があります。 tel:058-260-6636 mail:puhara@nifty.com


by puhara
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

かいじゅうたち

かいじゅうたち_e0123920_1354738.jpg

毎月1日は映画の日。
話題作 「かいじゅうたちのいるところ」 見てきました。

絵本は むか~し読んだっけな?
内容は ほとんど覚えていません。
でも、スパイク・ジョーンズ監督だし 期待度かなり高め!!!

CGではなく リアルきぐるみの もふもふ感は、かなりイイ!!!
ワタシも毛玉団子になって寝たい!!!
ちょっと暗くてキモチワルイ造形とか 美術も素敵!!!
音楽の使い方とかも ナイス!!!

でも・・・ ワタクシ個人の感想としては、
ストーリィというか、お話のテーマの収拾のつけ方に やや不満が残りました。
つくづく 子供のワガママだよなぁ・・・ と。

絵本の凝縮された世界の中でなら 良かったんだろうと思いますが、
映画にするならば、もう少し 広げるなり深めるなりが欲しかったです。

















かいじゅうたち_e0123920_13562563.jpg

で、コドモのお話に もの足りなさを感じた反動で見たのが「女系家族」
これ すごくいいです!!!

大阪船場の美人姉妹というと 「細雪」とか、
三姉妹+遺産相続というと 「犬神家の一族」とか
思い出したりもしますし、それぞれ大好きな作品ですが
それらともまた違った面白さがあります。
さすが 原作山崎豊子。

ちなみに 数年前にやってたドラマは見てませんが、
上方ことばじゃない時点で アウト!

この お上品さのなかに垣間見える“いやらしさ”とか“えげつなさ”は 
由緒ある美しい船場ことばでなくっちゃ 出せますまい。

俳優さんたちの演技合戦もお見事。
京マチ子と若尾文子の美しさも 素晴らしいですし。
欲にまみれた かいじゅうならぬ魑魅魍魎の、醜さ 滑稽さ 哀れさ
とくとご覧いただきたいです。
超オススメ!!!
Commented by ケルタロス at 2010-02-02 19:22 x
かいじゅう~観たいのです。
何年か前に古本屋で英語版の本叩き売られてるのを見つけて
全然知らなかったんですが、絵がツボで買ってしまいましたw
予告だけ見て、あのもふもふふっさふっさ感がかなり気持ち良さそうだと思っとりましたw

あと、京マチ子。
結構好きな女優さんですw

Commented by ふぁふぁちゃん at 2010-02-02 21:45 x
確かに、かいじゅうたちは内容がなかったですね!
私は逆にそこが好きかもしれませんw
感覚で楽しむ映画っていうか!

次はドクターなんたらの鏡が見たいですw
Commented by macha at 2010-02-04 10:44 x
かいじゅうたちのもっふもふ感は気持ちよさそうですよね!
かわいすぎないとこがまた良いw
内容がないのかー。
そっかー。
レンタルにしようかな・・・。

それにしても反動の出方がすごいですねw
一気に大人な世界。
上品であるからこそ、えげつなさが引き立ちそうですね。
Commented by puhara at 2010-02-04 22:16
>ケルタロスさま
「かいじゅう~」賛否両論あるみたいですが、
あの映像は 一見の価値アリですよ。
もふもふ感 イイです!!!

京マチ子 今の美人の基準とはちょっと違うかも
という気がしなくもないですけど、
いかにも往年の大女優って迫力が素敵ですね!
Commented by puhara at 2010-02-04 22:19
>ふぁふぁちゃんさま
ちょっと期待しすぎたのかも知れません・・・
あまり事前情報入れずに見たいですけど
なかなかね・・・(笑)
でも、あの世界観は 決して嫌いではないですよ。

ドクターパルナサスの鏡ですかね?
良かったですよ~~~!
ぜひ劇場で!!!
Commented by puhara at 2010-02-04 22:22
>machaさま
内容がないって程ではないんですが、
もともと十数ページくらいの絵本の内容を
そのまま映画サイズに伸ばすと ちょっと物足りなさが出るのかなと。
あくまでワタクシ個人の感想ですけど。

そして、個人的には 童心に帰るよりも
大人のドロドロ劇が好きだという・・・(笑)
by puhara | 2010-02-01 23:40 | 店主の日常 | Comments(6)